コラム

システム開発というお仕事

こんにちは、ビジネスソリューション部の東海林です。
ソリューション開発(≒システム開発)を行う部門の最初のコラムということで、システム開発というお仕事について書いてみようと思います。

私は25年ほどシステム開発の仕事に関わっており、設計やプログラムを中心に作業を担当しています。
また、小学生のころから37年ほどプログラムを趣味として続けており、ツールやゲームなどを作っています。ゲームは学生のころくらいで、社会人になってからはツールばかりです。

趣味のプログラムは「自分で作りたいものを考えて自分で作る」のですが、仕事のシステム開発は「私ではない誰かが必要としているものを理解して設計して作る」必要があります。
その相手となる「私ではない誰か」は、個人であったり、会社であったり、世の中だったり様々です。
そこには私が知らない知識、経験、業務、背景を持った人たちがいて、私が知らない要望を持っています。
そういった要望を聞き取り、時には引き出したり調査したりして、「私ではない誰か」が必要とするシステムを設計し、プログラムし、テストし、送り出し、その後も要望の変化に応じて面倒を見る、これが仕事でのシステム開発の一面です。

趣味のプログラムは自分が作りたいものを作っているため、完成したときの満足感はとても高いです。
では仕事のシステム開発はどうかというと、実は同じような満足感があります。
「私ではない誰か」が必要としているものを作り、それが実際に使われているという感覚は自分だけのために作るのとはまた違う満足感があるのです。
個人的には、自分では触ろうとは思わなかった新しい技術やサービスなどに触れ、それを使ってシステムを作り上げるという喜びの部分もあります。ただこれは趣味もプログラムな人ならではかもしれません。

このように、システム開発というお仕事は意外に外向きなお仕事です。
受託開発では、発注している会社様とのやりとりでシステムが固まっていきます。
社内システム開発では、社内の関係者と調整してシステムが固まっていきます。
一般向けサービスの開発でも、世の中の需要やイノベーションなどを考えてシステムが固まっていきます。
ゲーム開発は弊社では行ってはいませんが、世の中にリリースすることを考えれば外向きのアンテナはしっかり張っているものと思います。

大半の業務時間はモニターの前でキーボードとマウスを操作しているのに、外との関係性が意外に大きいお仕事、それがビジネスソリューション部のシステム開発というお仕事なのです。

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